【原作】
日本有数の製薬会社・和辻薬品会長の山中湖畔別荘が舞台。
和辻一族が集まった正月のある夜、
和辻家令嬢で女子大生の摩子が、
大伯父に当たる当主の与兵衛を殺してしまった。
一族は外部からの犯行に見せかけるため、
摩子の家庭教師・一条春生に協力を要請し、
一族一丸となり偽装工作を始める。
(1986年ドラマ)
【キャスト比較表】
(1983年ドラマ)
1983年2月、TBS系列で1時間枠で2週にわたり前後編で放送。
監督は、「ふぞろいの林檎たち」の鴨下信一。
1986年6月、フジテレビの2時間ドラマスペシャル
「Wの悲劇 京都資産家殺人事件」として放送。
(2001年ドラマ)
2001年5月、テレビ東京系列・BSジャパンで
2時間ドラマ「夏樹静子サスペンス Wの悲劇」の
タイトルで放送。
(2010年ドラマ)
2010年1月、21:00~23:24放送。
脚本、岡田惠和。視聴率13.3%。
現代風にアレンジがされたオリジナル展開。
主演は菅野美穂。菅野のTBSドラマ初主演作。
春生は、原作や過去ドラマと違い家庭教師ではなく、
会社をクビになった派遣社員。
摩子との関係は以前キャバクラで働いていた時の仲間。
(2012年ドラマ)
2012年4月、全8回の連続ドラマとしてテレビ朝日で放送。
主演武井咲の、ゴールデンタイム連続ドラマ初主演作。
主人公が双子で、その2人が人生を入れ替えるという
オリジナル要素を加えたストーリー。
正反対の人生を生きてきた2人を武井咲が1人2役演じている。
一条春生の職業がパブのオーナーになっている。
中里右京役の津川雅彦は、
2010年版で当主の与兵衛を演じている。
最高視聴率は初回の10.9%。平均視聴率9.1%。
2012年ドラマ「Wの悲劇」(2019年ドラマ)
2019年11月、NHK BSプレミアムで
21時~22時29分放送。主演 土屋太鳳。
「リバイバルドラマ」シリーズ。
一条春生は、摩子の大学の先輩で人気劇団の主催者。
(1984年映画)
薬師丸ひろ子は、劇団に所属する若い舞台女優役。
原作「Wの悲劇」のストーリーは、
劇団が公演する舞台の劇中劇となっている。
舞台「Wの悲劇」を演じる女優が、
スキャンダルに巻き込まれながらも、
女優として成長し、成り上がっていく。
劇団の演出家の役で蜷川幸雄が出演しており、
実際に劇中劇の演出も担当している。
1984年映画「Wの悲劇」※薬師丸ひろ子主演作 その他キャスト比較
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