2023年前期 NHK朝ドラ「らんまん」主演神木隆之介、モデルは植物学者「牧野富太郎」

朝ドラ108作目「らんまん」



NHK連続テレビ小説 らんまん 上(1) [ 長田 育恵 ]


主演は、神木隆之介。

神木演じる「槙野万太郎」のモデルは、
日本の植物学者、「牧野富太郎」です。

1862年、牧野富太郎は高知県の
酒造業を営む裕福な家に生まれました。
幼い頃に、父・母・祖父を亡くし、
祖母に育てられました。


「らんまん」槙野万太郎の家族


母親ヒサを演じるのは、広末涼子。
※実際の富太郎は5歳で母親を亡くしています。

祖母タキを演じるのは、松坂慶子。
※祖母が富太郎を育てました。
 富太郎が25歳の時、死去。

姉・綾役は、佐久間由衣。


妻・寿恵子を演じるのは、浜辺美波
※モデルは、富太郎の妻・牧野寿衛子。


実際の富太郎と妻・寿衛子
1890年(明治23年)に結婚しました。
富太郎は研究に没頭し、かなりのお金を
使っていたようです。寿衛子と結婚前には、
実家の経営もそのせいで傾いていたとか。

結婚後も多額の借金のため家賃が払えず、
家財道具を競売にかけられたこともあるそうです。
そんな苦労の中でも、妻・寿衛子は子供たちに
「我が家の貧乏は、学問のための貧乏。
 恥じることはない」と言っていたそうです。

寿衛子は55歳の若さで亡くなってしまいます。
富太郎は、新種の笹に妻の名をとって
「スエコザサ」と名付けました。



高知県出身者が出演


物語の舞台の都道府県出身芸能人が
出演することがよくあります。
2022年度後期放送「舞いあがれ!」では、
長崎五島列島出身の長濱ねるがレギュラー出演、
川口春奈が第115話に出演。
語りのさだまさしも長崎県出身。


<らんまん出演の高知県出身者>

・広末涼子=万太郎の母親ヒサ役。
※高知市出身

・中村里帆=万太郎家の酒蔵「峰屋」の女中役。
※高知市出身

・島崎和歌子=自由民権運動を支援している女性役。
※南国市出身

・三山ひろし=高知の呉服商「仙石屋」の主人役。
※南国市出身


その他、注目の出演者


坂本龍馬役は、ディーン・フジオカ。
朝ドラ「あさが来た」、大河ドラマ「青天を衝け」の
2つのNHKドラマで五代友厚役を演じていました。
五代のイメージ・薩摩のイメージが強いですが、
楽しみです。

ナレーションは、宮崎あおい。
朝ドラ「純情きらり」のヒロインを務め、
「あさが来た」のヒロインの姉で出演していた。



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「幸福の黄色いハンカチ」映画版/ドラマ版 キャスト比較

名作「幸福の黄色いハンカチ」キャスト比較


【原作】
「ニューヨーク・スケッチブック」

1971年「ニューヨーク・ポスト」に掲載された
ピート・ハミルのコラム「Going Home」。
原作となったコラムは、
「ニューヨーク・スケッチブック」に収められている。


【キャスト比較表】
幸せの黄色いハンカチ キャスト比較


 1977年映画 


映画「幸福の黄色いハンカチ」

高倉健主演。
第1回日本アカデミー賞最優秀作品賞受賞作。

山田洋次が最優秀監督賞と最優秀脚本賞受賞。
高倉健が最優秀主演男優賞、
武田鉄矢が最優秀助演男優賞、
桃井かおりが最優秀助演女優賞を受賞。

刑務所から出所したばかりの勇作が、
食堂でむさぼるようにラーメンを食べるシーンでは、
高倉は2日間何も食べずに撮影した。

TV初放送時の視聴率は、37.3%だった。


 1982年ドラマ 


菅原文太主演で、TBSで連続ドラマ放送。
映画版の山田洋次監督が、設定や脚本等協力の下、
愛弟子の一人・栗山富夫が監督を務めた。

映画版の欽也と朱美に相当するの役は、
休暇を取って千葉から北海道に来た青年
八田誠(中本賢)と、大沢弘美(光石研)と、
二人が、女満別空港で知り合った幸子(田中好子)。

制作は三船プロダクションとTBSで、
勇作の兄役で三船敏郎が出演している。


 2011年ドラマ版 


ドラマ「幸福の黄色いハンカチ」

阿部寛主演で、2011年10月日本テレビで放送。
視聴率は11.6%。

小川朱美(堀北真希)は映画版とは異なり、
昼食を食べに入ったレストランの娘。
1977年映画と1982年ドラマでは運転していたのは
それぞれ欽也と誠だったが、
このドラマでは、朱美が車を運転している。

映画で花田欽也役の武田鉄矢が、渡辺署長役で出演。
映画で妻光枝を演じた倍賞千恵子は、
ドラマオリジナルの役、牧場主の妻・房江で出演。


「いま、会いにゆきます」映画版/ドラマ版 キャスト比較

【原作】
作者自身の病気体験や、妻との恋愛の話など
実際の生活で起きたエッセンスが盛り込まれている。
いま、会いにゆきます [市川 拓司]


【キャスト比較表】
今、会いにゆきます


(2004年映画)
2004年10月30日公開。興行収入:48億円。
共演がきっかけとなり、
2005年6月、竹内結子と中村獅童は結婚。
2008年2月、離婚。
2004年映画「いま、会いにゆきます」


(2005年ドラマ)
2005年7月~TBS日曜劇場で全10回で放送。
息子役は映画版と同じ武井証。
巧と澪の出会いが原作や映画と異なり、中学時代となっている。
巧の勤務先は、原作や映画では司法書士事務所だが、ドラマでは移動図書館勤務。
最高視聴率は初回の15.2%。平均視聴率11.1%。
2005年ドラマ「いま、会いにゆきます」


(2018年韓国版映画)
2018年、韓国でリメイクされた。
出演は、ソ・ジソブ、ソン・イェジン。監督はイ・チャンフン。
成長した息子役として、パク・ソジュンがカメオ出演。
韓国版「いま、会いにゆきます」


「黒い十人の女」映画版/ドラマ版 キャスト比較

【原作】
和田夏十によるオリジナル脚本。
和田は、映画(1961)、ドラマ(2002)の監督、
市川崑の妻。


【キャスト比較表】
黒い十人の女

※2016年版は、主人公の名前が松吉で、
TV局プロデューサーであることと、
9人の愛人がいることは同じだが、
本妻や愛人の名前など、内容が原作とは異なっている。
そのため、2016年の比較表の水色部分のキャストは、
過去2作の役名とは一致しません。


(1961年映画)
主演の船越英二は、船越英一郎の実の父親。
1961年に公開。1997年にリバイバル上映された。
1961年映画「黒い十人の女」


(2002年ドラマ)
フジテレビで2002年9月に放送(単発)。
映画で監督を務めた市川崑監督によるセルフリメイク作品。


(2016年ドラマ)
2016年9月連ドラで放送。脚本はバカリズム。
船越英一郎自ら、父親が演じたこの役を熱望していた。
2016年ドラマ「黒い十人の女」


「魂萌え!」ドラマ版/映画版 キャスト比較

【原作】
第5回婦人公論文芸賞受賞。
魂萌え! [桐野夏生]


※桐野夏生原作 その他キャスト比較


【キャスト比較表】
魂萌え!


(2006年ドラマ)
2006年10~11月にNHKで全3話で放送。
高畑淳子初主演ドラマ。平均視聴率11.1%。


(2007年映画)
監督・脚本、阪本順治。



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