「不毛地帯」歴代キャスト比較

【原作】
大本営参謀・壹岐正は、終戦工作に赴いた満州でソ連軍に抑留される。
酷寒のシベリアで、11年に及ぶ強制労働を耐え抜き、昭和31年帰還を果たす。
参謀としての経歴を近畿商事社長に買われ、第二の人生を商社マンとして生きる。
「不毛地帯」 山崎豊子


※山崎豊子原作 キャスト比較


【キャスト比較表】
不毛地帯歴代キャスト比較表


(1976年映画)
1976年8月公開。
原作が連載途中だったため、原作前半部分(次期戦闘機選定まで)を映画化。
監督の山本薩夫は、「白い巨塔」「華麗なる一族」に次いで、山崎豊子原作映画3本目。
不毛地帯 [仲代達矢]


(1979年ドラマ)
1979年4~10月毎日放送制作でTBS系列で全31回で放送。
原作全編を映像化した完全版。映像化作品で最も原作に忠実。
不毛地帯 [平幹二朗]


(2009年ドラマ)
2009年10月~2010年3月、
「フジテレビ開局50周年記念ドラマ」として全19回で放送。
視聴率が低迷したため、予定より放送回数が減らされた。
最高視聴率は最終話の15.0%。平均視聴率11.6%。

予告編では流されたものの、
放送されずカットされたシーンなどがあり、
DVDにはカットされた部分が追加されている。
不毛地帯 [唐沢寿明]


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「華麗なる一族」歴代キャスト比較

【原作】
山崎豊子の長編経済小説。
万俵家を軸に、富と権力をめぐる人間の野望と愛憎を描いた作品。


※山崎豊子原作 キャスト比較


【キャスト比較表】 ※万俵家
華麗なる一族歴代キャスト俳優比較


(1974年映画)
1974年1月公開。主演佐分利信。
仲代達矢は、万俵敬介と鉄平の二役を演じている。
一ノ瀬四々彦役の北大路欣也は、2007年版ドラマで万俵大介を演じている。
映画 華麗なる一族 [佐分利信]


(1974年ドラマ)
1974年10月から翌年3月、全26回で放送。
映画版では登場しなかった万俵三子や、
つる乃屋の芙佐子が原作通り登場している。
第12回ギャラクシー賞受賞。ソフト化していない。


(2007年ドラマ)
2007年1月期、全10回でTBS「日曜劇場」で放送。
原作やその他作品と違い、本作の主役は大介ではなく
木村拓哉演じる鉄平が主役となっている。
最高視聴率は最終回の30.4%。平均視聴率24.4%。
ドラマ 華麗なる一族 [木村拓哉]


(2021年ドラマ)
2021年4~7月、WOWOW開局30周年記念として全12回で放送。
原作通り万俵大介(中井貴一)が主人公。
ドラマ 華麗なる一族 [中井貴一]


「白い巨塔」映画版/ドラマ5作 歴代キャスト比較

【原作】
山崎豊子の長編小説。
食道噴門癌の手術を得意とする、次期教授を狙う野心家の財前五郎と
患者を第一に考え、研究一筋で出世には無関心な里見脩二は、
考え方が全く対照的な同期の2人。
医局制度の問題点や医学界の腐敗を追求した作品。
白い巨塔 [山崎豊子]


※山崎豊子原作作品 その他作品


【キャスト比較表】
白い巨塔

※医療技術の進歩に伴い、登場人物の死因や症状は作品ごとに異なっている。


(1966年映画)
1966年10月公開。主演の田宮二郎の代表作。
第40回キネマ旬報ベスト・テン第1位。
第21回芸術祭賞(文化庁主催)
田宮・小沢栄太郎・加藤嘉は、
1978年のドラマ版でも同じ役を演じている。
1966年映画「白い巨塔 修復版」


(1967年ドラマ)
テレビ朝日系で4~9月、全26回で放送。
主演 佐藤慶。


(1978年ドラマ)
1978年6月~1979年1月、フジテレビで全31回で放送。
映画で財前を演じた田宮が続編のドラマ化を要望した。

財前の遺書は田宮自らが書いたもの。
亡くなった財前が白い布を掛けられ運ばれるシーンも
田宮が自ら希望し演じている。
最期の財前の言葉は田宮のアドリブによるもの。

田宮は双極性障害を患っていた中での撮影だった。
1978年12月28日、田宮は猟銃自殺した。享年43歳。
放送は残り2話残っている状態だった。
皮肉にも田宮の死が注目を浴びることとなり、
第1話の18.6%から伸びていなかった視聴率が、
第30回26.3%、最終話31.4%だった。

原作と異なる部分はあるが、のちのドラマ3作と比べると、
最も原作に忠実な作品となっている。
1978年ドラマ「白い巨塔」


(1990年ドラマ)
1990年4月2日と3日、
2夜連続全2話でテレビ朝日系で放送。
主演 村上弘明。


(2003年ドラマ)
2003年10月~2004年3月、フジテレビで放送。
全21回(第一部全10回、第二部全11回)
主演 唐沢寿明。
最高視聴率は最終回の32.1%。平均視聴率23.9%。

特別版として、佐々木庸平担当医・柳原弘(伊藤英明)の
その後のエピソードを加えた総集編が放送された。
2003年ドラマ「白い巨塔」


(2019年ドラマ)
2019年5月22日~5夜連続でテレビ朝日系で放送。
テレビ朝日開局60周年記念スペシャルドラマ。
主演は岡田准一。最終夜の視聴率は、15.2%。
財前の専門が、腹腔鏡のスペシャリストに変更されている。
2019年ドラマ「白い巨塔」


(2007年韓国ドラマ)
財前五郎役 キム・ミョンミン。
里見修二役 イ・ソンギュン。
最高視聴率は、23.2%。平均視聴率は14.2%。
第43回百想芸術大賞で、
キム・ミョンミンが最優秀演技賞を受賞。
2007年韓国ドラマ「白い巨塔」


「女系家族」映画版/ドラマ版 歴代キャスト比較

【原作】

老舗木綿問屋の4代目嘉蔵が死去し、
遺言により発覚した愛人文乃の存在。

嘉蔵の娘(藤代、千寿、雛子)、
三姉妹の叔母芳子、大番頭宇市、
藤代の日本舞踊の師匠・芳三郎。
遺産相続争いを描いた作品。


映画化(1963)
ドラマ化(1963、1970、1975、1984、1991、1994、2005、2021)

ドラマは、連ドラやSPドラマとして
多く放送されている。その中から4作を比較。


【キャスト比較表】
女系家族 キャスト比較表


(1963年映画)
雛子役の高田美和は、
1975年版で藤代役、1991年版で文乃役を演じている。


(1994年ドラマ)
1994年テレビ東京で新春ドラマスペシャルとして放送。


(2005年ドラマ)
2005年7月~全11回でTBSで放送。
原作は戦後間もない大阪船場が舞台だが、
今作は2005年東京日本橋になっている。
平均視聴率13.8%、最高視聴率は初回の18.1%。


(2021年ドラマ)
12月4・5日、二夜連続でテレビ朝日で放送された。
2014年の大阪が舞台となっている。



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