金田一耕助シリーズ「悪魔が来りて笛を吹く」映画版/ドラマ版 キャスト比較

「悪魔が来りて笛を吹く」キャスト比較



【原作】
「悪魔が来りて笛を吹く」横溝正史

横溝正史の長編推理小説で、
「金田一耕助シリーズ」の1つ。

ストーリー冒頭に出てくる「天銀堂事件」は、
実際にあった「帝銀事件」がモデル。

小説では、宝石店「天銀堂」に保健所職員名乗る男が
「伝染病予防のために来た」と店員を騙し、
毒薬を飲ませて殺傷した強盗事件。

実際の事件は、
1978年1月、帝国銀行に現れた男が、
行員らを騙して12名を毒殺し、
現金と小切手を奪った銀行強盗殺人事件。


<金田一耕助役シリーズ キャスト比較>


「悪魔が来りて笛を吹く」は、
・映画が2本
(1954年・1979年)
・ドラマが5本
(1977年・1992年・1996年・2007年・2018年)

その中から1954年版以外の、6作を比較。
※1954年版の金田一耕助は片岡千恵蔵。


【キャスト比較表】
悪魔が来りて笛を吹くキャスト比較
※名前や設定は各作品で原作と異なる箇所がある


 1977年ドラマ 



1977年6月、各話1時間の全5回で放送。
金田一耕助役=古谷一行。

椿英輔の名前の読みが、
「ひですけ」ではなく「えいすけ」。


 1979年映画 


1979年1月公開。
金田一耕助役=西田敏行。

原作とは違い、お種と小夜子は同一人物。

東太郎の指が欠損しているという設定がないため、
フルートの運指に関するトリックが無い。

治雄と小夜子の実母が、原作とは逆になっている。

プロデューサーの角川春樹と
原作者の横溝正史が出演している。


 1992年ドラマ 


1992年4月、TBS系列の2時間ドラマ枠で放送。
金田一耕助役=古谷一行。

東太郎は家族として「椿」姓を名乗っている。
小夜子は出てこない。そのため、
復讐は慕っていた戸籍上の父・英輔のため。


 1996年ドラマ 


1996年10月、フジテレビの2時間ドラマで放送。
金田一耕助役=片岡鶴太郎。

利彦と秌子は兄妹ではなく従兄妹という設定。

公丸は原作では利彦の伯父だったが、本作では父親。
父である公丸の差し金で、秌子の実家の財産目的で
利彦が秌子を強姦し、生まれた子が東太郎。

東太郎の三島性は本名。
おこまは養母として登場するが、小夜子は登場しない。


 2007年ドラマ 


2007年1月、フジテレビの2時間ドラマで放送。
金田一耕助役=稲垣吾郎。視聴率14.4%。

玉虫公丸は、利彦と秌子の父親。
そのため、利彦や一彦の名字は新宮ではなく玉虫。

原作者の横溝正史の役を小日向文世が演じている。


 2018年ドラマ 


2018年7月、NHK BSプレミアムの2時間枠で放送。
金田一耕助役=吉岡秀隆。

秌子が利彦の姉で、原作とは逆となっている。
近親相姦も秌子が積極的に主導していた。


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金田一耕助シリーズ「獄門島」歴代キャスト比較

「獄門島」映画とドラマのキャスト比較



【原作】
「獄門島」横溝正史

横溝正史の長編推理小説で、
金田一耕助シリーズの一つ。


<映画2作>
1949年、1977年。

<ドラマ5作>
1977年、1990年、1997年、2003年、2016年。

1949年を除いた6作のキャストを比較。
1949年の主演は片岡千恵蔵で、
金田一役と嘉右衛門の2役を演じた。


【キャスト比較表】
金田一耕助獄門島キャスト比較


 1977年映画 



1977年8月27日公開。
主演:石坂浩二、監督:市川崑。

原作者・横溝正史の了承を得て、
犯人は原作とは異なる人物に変更されている。

勝野の少女時代を、
荻野目慶子と荻野目洋子の姉妹が
場面を分担して出演していた。

警部の名前は原作の磯川ではなく等々力。
儀兵衛の妻の名前は志保ではなく巴。

テレビ放送された際、
「キ○ガイ(気違い)」の音声が消された。

原作では金田一が一緒に島外へ行こうと誘うが、
今作の映画では、冗談ではあったが、
島外へ連れ出してほしいと早苗の方からが言う。


 1977年ドラマ 


上記の映画が公開される前の
7/30~8/20(全4回)TBSで放送された。
主演:古谷一行。

事件の謎を解く重要な鍵である俳句用語
「季違い」と「気違い」の同音異義語の
聴き間違いのトリックがなくなっている。
与三松が精神に異常がある設定もない。
※2016年のドラマ版のみ原作通り。


 1990年ドラマ 


1990年9月、フジテレビで2時間ドラマ枠で放送。
主演:片岡鶴太郎。

与三松はお小夜と心中して既に死亡している設定。
金田一等の登場人物の性格が原作と異なる。


 1997年ドラマ 


1997年5月、TBSの2時間ドラマ枠で放送。
主演:古谷一行。

「きちがい」に関する設定なし。
与三松が座敷牢に幽閉されている理由は、
精神異常ではなく、ヒロポン中毒のため。
儀兵衛は既に亡くなっている。


 2003年ドラマ 


2003年ドラマ「獄門島」

2003年10月、テレ東の2時間ドラマ枠で放送。
主演:上川隆也

「きちがい」設定なし。
与三松は、病弱のため座敷牢に居る。
原作で年子だった3姉妹が、三つ子となっており、
月夜を三倉佳奈が、
雪枝と花子の2役を三倉茉奈が演じている。
原作では、金田一が早苗に島外に出るように誘うが、
今作では早苗の方から金田一を誘っている。


 2016年ドラマ 


2016年ドラマ「獄門島」

2016年11月、NHK BSプレミアムで放送。
主演:長谷川博己。

「きちがいじゃが仕方がない」の言葉や
与三松の精神に異常をきたしている設定等、
映像化されたドラマで唯一原作通りとなっている。


<横溝正史関連記事>


「犬神家の一族」映画版/ドラマ版 歴代キャスト比較

「犬神家の一族」歴代作品キャスト比較


【原作】

横溝正史による長編推理小説で、
金田一耕助シリーズの1つ。
同シリーズの「八つ墓村」と並び、映像化作品が多い。

<映画 3作>1954年、1976年、2006年。
<テレビドラマ 8作>
1970年、1977年、1990年、1994年、
2004年、2018年、2020年、2023年。

計11作品の中から
6作品のキャストを比較してみました。

【キャスト比較表】
犬神家の一族歴代キャスト比較

1976年映画



金田一耕助=石坂浩二。監督 市川崑。
1976年10月公開。配給収入は15億6000万円。
原作者の横溝正史が那須ホテル主人役で、
製作総指揮の角川春樹が刑事役で出演している。
1978年テレビで初放送された際、
視聴率は40.2%だった。


1977年ドラマ



1977年4月、TBS系列で1時間枠で
毎週土曜 全5回で放送。
初放映時の最高視聴率40.2%。
ドラマ「横溝シリーズ」「金田一耕助シリーズ」で
多くを金田一耕助を演じた古谷一行が
初めて金田一を演じた作品。


2004年ドラマ

2004年4月、フジテレビの2時間枠で放送。
金田一耕助役は稲垣吾郎。
香琴役の岸田今日子は1976年映画で同役で出演。
梅子役の佳那晃子は1976年映画で菊乃役で出演。
(※旧芸名の大関優子で出演)


2006年映画



2006年12月公開。
1976年映画の同監督・同主演でリメイク。
大滝秀治も1976年映画と同じ役で出演。
加藤武も名字は違うが同じ役の署長役で出演。
佐清役の尾上菊之助は、松子役の富司純子の実の長男。
制作条件として、市川監督は金田一役は石坂とし、
プロデューサーは珠世役は松嶋菜々子をと主張した。

1976年版を完全収録し、
2006年版と徹底比較できるマルチアングル機能付き。
監督ドキュメント、未公開シーン、メイキング等あり。


2018年ドラマ

金田一耕助役・加藤シゲアキ。
2018年12月、
フジテレビでスペシャルドラマとして放送。

2023年ドラマ

金田一耕助役は吉岡秀隆。
吉岡はNHK制作の『金田一耕助シリーズ』では
「悪魔が来りて笛を吹く」「八つ墓村」に次ぎ
3作目の金田一役となる。


<横溝正史 金田一耕助シリーズ関連記事>


「金田一少年の事件簿」歴代ドラマ キャスト比較表

【原作】

【キャスト比較表①】


主なキャスト&「学園七不思議殺人事件」キャスト
金田一少年の事件簿
※役名は一部変更もありますが、初代に合わせています。

金田一一役と、佐木役は、
ジャニーズ事務所所属のアイドルが代々演じている。

堂本剛と松本潤の連続ドラマ初主演作。
不動高校の男子の制服は、初代と四代目が同じデザイン。

佐木竜太と竜二は兄弟で、原作では、兄竜太は
「異人館ホテル殺人事件」で犯人に殺されており、
その後、「金田一少年の殺人」から、弟の竜二が登場。


【キャスト比較表②】


「金田一少年の殺人」キャスト比較 ※5/31追記
金田一少年の殺人キャスト比較


【キャスト比較表③】


「首狩り武者殺人事件」キャスト比較 ※6/13追記
金田一首狩り武者殺人事件キャスト比較


 初代 堂本剛 




※第1シリーズ1話「異人館村殺人事件」は未収録。
(下記参照)

<単発SPドラマ>

1995年4月放送。視聴率16.7%。

<連ドラ第1シリーズ>
1995年7月期放送。全8話。
平均視聴率23.9%。
最高視聴率は最終話の29.9%。

連ドラ1話の「異人館村殺人事件」は、
島田荘司の小説「占星術殺人事件」のトリックだと
指摘され、トリックの使用許可は得たが、
映像化は許可されなかったため、
 ↓
※初盤VHSのみに収録※
連ドラ第1話「異人館村殺人事件」VHS

<単発SPドラマ>
1995年12月放送。視聴率23.7%。

終盤に、次クールのドラマ
主役 堂本光一が出演。

<連ドラ第2シリーズ>
1996年7月期放送。全9話。
平均視聴率22.4%。
最高視聴率は最終話の27.8%。
第7話に、堂本光一主演のドラマ
「銀狼怪奇ファイル」の生徒役、三宅健がゲスト出演。

<映画>
1997年12月公開。
撮影は上海でされたが、中国の警察が
日本の探偵に負けるという内容が問題となり、
中国での上映が禁止された。
(香港と台湾では公開)


 二代目 松本潤 



美雪役の鈴木杏は、初代堂本剛版の第2シリーズに
別の役で出演している。※比較表②参照

<単発ドラマ>
2001年3月25日放送。視聴率18.1%。
松本潤は、放送前に初代金田一の堂本剛のドラマ
「向井荒太の動物日記 〜愛犬ロシナンテの災難」の
最終回(3/17)のおまけシーンに出演している。

高遠役の藤井は、単発『魔術列車殺人事件』と
連ドラ9話「露西亜人形殺人事件」のみ出演。

<連ドラ>
2001年7月期放送。全9話。
平均視聴率13.7%。最高視聴率は最終話の16.5%。
松本潤版「金田一少年の事件簿」SP&連続ドラマ


 三代目 亀梨和也 



<単発ドラマ>
2005年9月放送。視聴率18.6%。
田中聖と中丸雄一が、陸上部員役で出演。

ずっとソフト化していなかったが、
2022年10月、Blu-rayとDVDが発売された。
(田中・中丸出演シーンカットの再編集版)


 四代目 山田涼介 



「香港九龍財宝殺人事件」、「獄門塾殺人事件」の
ドラマ脚本は、原作者の天樹征丸が担当した。

<単発ドラマ>
2013年1月放送。視聴率14.8%。
SPドラマ「香港九龍財宝殺人事件」

<単発ドラマ>
2014年1月放送。視聴率9.1%。
SPドラマ「獄門塾殺人事件」

<連ドラ>
2014年7月期放送。全9話。
平均視聴率10.5%。最高視聴率は初回の12.4%。
剱持刑事と真壁は連ドラからの出演。


 五代目 道枝駿佑 




2022年4月期「日曜ドラマ」枠で放送。
連続ドラマとしては8年ぶり。

道枝駿佑にとって、連続ドラマ単独初主演作。
山田涼介主演の「金田一少年の事件簿N(neo)」は、
道枝がジャニーズ事務所に入るきっかけとなった作品。

七瀬美雪役の上白石萌歌は、山田版金田一の
第1話「銀幕の殺人鬼」に別の役で出演している。

第1話「学園七不思議殺人事件」は、
初代堂本剛が連ドラ前のSPドラマでも放送した事件。
※比較表①参照

第6話「金田一少年の殺人」も初代で実写化された事件。
(連続ドラマ第2シリーズ)※比較表②参照

第8話「首狩り武者殺人事件」も初代でも実写化。
(連続ドラマ第1シリーズ)※比較表③参照。

初代ドラマ放送時の事件名は「首無し村殺人事件」。
原作名は「飛騨からくり屋敷殺人事件」。

原作者の天樹征丸の名は、
登場人物の「巽征丸」から由来している。



<ジャニーズ関連記事>

NHK朝ドラ 出演ジャニーズまとめ


<ジャニーズ主演作 キャスト比較記事>



「金田一少年の事件簿」5代目道枝駿佑版 各放送話事件の原作漫画一覧

各事件の原作一覧


5代目道枝駿佑版
「金田一少年の事件簿」の
各話(事件)に当てはまる原作紹介。


ドラマ「金田一少年の事件簿」関連記事
歴代キャスト比較表2代目松本潤&3代目亀梨和也版 各話原作一覧



第1話「学園七不思議殺人事件」

※視聴率7.8%

連続ドラマ前のSPドラマで放送され、
当時の視聴率は16.7%だった。

初代と5代目のこの事件キャスト比較表あり。


第2話・3話「聖恋島殺人事件」

※視聴率6.2%、6.7%
R(リターンズ)の12・13巻に収録。


第4話「白蛇蔵殺人事件」

※視聴率6.1%
R(リターンズ)の10・11巻に収録。


第5話「トイレの花子さん殺人事件」

※視聴率5.7%
 短編集(3) 傑作短編4作+番外編2本収録
短編からの実写化は初。
原作タイトルは「亡霊学校殺人事件」


第6話・7話「金田一少年の殺人」

※視聴率5.5%、5.7%
第1話同様、初代金田一でも実写化された事件。
比較表②参照。
初代版の視聴率は22.2%。


第8話「首狩り武者殺人事件」

※視聴率6.1%
初代版でも実写化された事件。
原作名は「飛騨からくり屋敷殺人事件」

比較表③参照
初代版の視聴率は20.0%。


第9話・10話「オペラ座館 ファントムの殺人」

※視聴率6.3%
原作名は「オペラ座館 第三の殺人」

<オペラ座館の過去の事件>
初代で実写化された。

アニメ映画第1作の原作。



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