NHK大河ドラマ 女性主人公作品一覧

大河ドラマ 女性主演作


女性主人公の大河ドラマは、2024年放送予定の
「光る君へ」(主演吉高由里子)を入れて、
63作中15作です。

その中で、女性単独主演作は11作、
夫婦役でのダブル主演が3作、
姉妹役の女優3人での主演作が1作。

<NHKドラマ関連記事>


【大河ドラマ 女性主人公作一覧】
NHK大河ドラマ 女性主人公作品一覧表

年代別 女性主演作品数

※ダブル主演等含む
1963年~1999年 38作品中7作が、女性主人公。
2000年~2024年 25作品中8作が、女性主人公。


視聴率ベスト3


女性が主人公の大河ドラマ作品14作のうち、
視聴率ベスト3は、全て橋田壽賀子脚本作品。

1位 32.4%「春日局」
2位 31.8%「おんな太閤記」
3位 29.3%「いのち」

※NHK朝ドラ視聴率1位の「おしん」も
 橋田壽賀子脚本。


朝ドラと大河ドラマ 両方主演


宮崎あおい、井上真央、吉高由里子の3人は、
オーディションなしで朝ドラヒロインに抜擢。

<松嶋菜々子>
1996年朝ドラ「ひまわり」
2002年大河ドラマ「利家とまつ」
※利家役の唐沢寿明とダブル主演
※2000年以降の大河ドラマ視聴率第2位作品。

<宮崎あおい>
2006年朝ドラ「純情きらり」
2008年大河ドラマ「篤姫」
※大河ドラマ歴代最年少主演
※2000年以降の大河ドラマ視聴率第1位作品。

<井上真央>
2011年朝ドラ「おひさま」
2015年大河ドラマ「花燃ゆ」
※大河ドラマ視聴率ワースト3位。

<吉高由里子>
2014年朝ドラ「花子とアン」
※2000年以降の朝ドラ視聴率第5位。
2024年大河ドラマ「光る君へ」


大河ドラマ初出演で初主演


岡田茉莉子、栗原小巻、岩下志麻、松嶋菜々子
上野樹里、綾瀬はるか、井上真央、柴咲コウ

※柴咲コウは大河主演まで、
 各局ドラマに多く出演していたが、
 NHKドラマの出演自体が初だった。


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NHK大河ドラマ 歌舞伎役者主演作一覧

大河ドラマ 歌舞伎役者が主演の作品


NHK大河ドラマ歴代62作品のうち、
11作が歌舞伎役者の方が主演されています。
主演以外にも多くの作品に出演されています。
現在放送中の「どうする家康」では、
空誓上人役で市川左團次、
茶屋四郎次郎役で中村勘九郎(登場予定)で出演。


<NHK大河ドラマ関連記事>


【歌舞伎役者主演大河ドラマ】
NHK大河ドラマ 歌舞伎役者主演作

五代目中村勘九郎(十八代目中村勘三郎)と
長男・六代目中村勘九郎は、
親子二代で大河ドラマ主演を務めた。


花の生涯

大河ドラマ第1作。1963年放送。
主演は、二代目尾上松緑。
大老井伊直弼の生涯を描いた作品。
原作は舟橋聖一の歴史小説「花の生涯」。
平均視聴率20.2%。
現存する映像が、
第1話と38話の一部で、DVDは1話のみの販売。


源義経

大河ドラマ第4作。1966年放送。

「源義経」
義経役は四代目尾上菊之助(現七代目尾上菊五郎)
放送当時23歳で当時の大河最年少主演だった。
静御前を演じた藤純子(富司純子)と
この共演をきっかけに結婚した。
原作は、村上元三の歴史小説「源義経」で、
脚本も村上が担当した。
平均視聴率23.5%。


春の坂道

大河ドラマ第9作。1971年放送。

「春の坂道」
主演は中村錦之助(後の萬屋錦之介)
剣術家・柳生但馬守宗矩の生涯を描いた作品。
平均視聴率21.7%。
現存する映像がNHKになく、
寄贈された最終回のみが現在はDVDになっている。
萬屋錦之介は大河出演後も、
多くの映画やドラマで宗矩役を演じた。


花神

大河ドラマ第15作。1977年放送。

「花神」
主演は四代目中村梅之助。(中村梅雀の父)
日本近代軍制の創始者・大村益次郎が主人公。
司馬遼太郎の小説「花神」等5作品が原作。
平均視聴率19.0%。
視聴率はあまり良くなかったが、
原作者の司馬遼太郎には高評価だった。


黄金の日日

大河ドラマ第16作。1978年放送。

原作は城山三郎の同名小説。
主演は、六代目市川染五郎(現二代目松本白鸚)
実の長男の藤間照薫(現十代目松本幸四郎)、
父親の八代目松本幸四郎も出演した。
堺の貿易商、呂宋助左衛門を描いた作品。
平均視聴率25.9%。
2016年大河ドラマ「真田丸」に同役で出演した。


山河燃ゆ

大河ドラマ第22作。1984年放送。

主演は九代目松本幸四郎(現二代目松本白鸚)
大河ドラマ初の第二次世界大戦を扱った作品となる。
原作は山崎豊子の「二つの祖国」。
原作のモデルは、日系アメリカ人二世で
アメリカ陸軍情報部勤務の伊丹明で、
極東国際軍事裁判(東京裁判)の通訳官。
日本とアメリカの狭間での偏見と差別に苦しんだ
兄弟を中心に描かれている作品。
平均視聴率は21.1%


毛利元就

大河ドラマ第36作。1997年放送。

「毛利元就」
毛利元就生誕500周年記念作品。
主演は、三代目中村橋之助(八代目中村芝翫)
長男中村国生(現四代目中村橋之助)が孫役で出演。
ドラマ題字は、毛利元就の自筆書状から使用。
平均視聴率は23.4%。


元禄繚乱

大河ドラマ第38作。1999年放送。

原作は、舟橋聖一「新・忠臣蔵」。
忠臣蔵が題材の大河ドラマとしては4作目となる。
主演の大石内蔵助役は、
五代目中村勘九郎(十八代目中村勘三郎)。
内蔵助の嫡男役に、次男の二代目中村七之助が出演。
主演の勘九郎は、内蔵助とは別の役として、
赤穂浪士事件を基に歌舞伎の演目を企画する
五代目中村勘三郎役も演じた。
平均視聴率は20.2%


葵 徳川三代

大河ドラマ第39作。2000年放送。

関ヶ原合戦から家光の治世までを描いた作品。
主人公がリレー形式になっており、
家康(津川雅彦)が第1回~19回、
秀忠(西田敏行)が第20回~48回、
家光(尾上辰之助・現四代目尾上松緑)が最終回。
平均視聴率18.5%


武蔵 MUSASHI

大河ドラマ第42作。2003年放送。
原作は吉川英治「宮本武蔵」。
主演は、七代目市川新之助(十三代目市川團十郎)。
第1話の夜盗襲撃シーンが、
映画「七人の侍」と似ていると指摘される。
この理由からDVD化されていなかったが、
2023年5月に発売予定。
平均視聴率16.7%


いだてん〜東京オリムピック噺〜

大河ドラマ第58作。2019年放送。
2人の主人公のリレー形式。
六代目中村勘九郎が
日本人初のオリンピック選手金栗四三役。
阿部サダヲが東京五輪招致に尽力した田畑政治役。
勘九郎の弟、中村七之助が落語家三遊亭圓生役で出演。
平均視聴率8.2%は、大河ドラマ史上最低で初の1桁。


NHK大河ドラマ「どうする家康(2023)」「徳川家康(1983)」キャスト比較

「どうする家康」「徳川家康」キャスト比較


40年ぶりに、NHK大河ドラマで家康が単独主人公

2023年NHK大河ドラマ「どうする家康」と
1983年NHK大河ドラマ「徳川家康」のキャストを
比較してみました。

2000年に「葵 徳川三代」もありましたが、
こちらは家康・秀忠・家光の3代リレー形式で、
元康時代がなく、秀吉の死から始まっているため、
同キャストが少ないので省略しました。


<NHK大河ドラマ関連記事>


【キャスト比較】
どうする家康と徳川家康大河ドラマキャスト比較


 1983年「徳川家康」 


主演・滝田栄 
平均視聴率31.2%。最高視聴率37.4%(第4回)

原作・山岡荘八「徳川家康」

徳川家康役は、丸顔・小太りというイメージで
キャスティングを数人リストアップしていたが、
新しい家康像を作り出すという考えから、
30代前半の俳優の中から、実力本位で選考し
滝田栄が選ばれた。

織田信長役の役所広司は、当時無名に近かったが、
放送後、NHKへの問い合わせの電話が殺到し、
ファンレターも多く届き、人気が爆発した。

豊臣秀吉役は、本作の脚本担当でもあり、
「3年B組金八先生」の脚本の小山内美江子の
強い希望により、武田鉄矢に決まった。


 2023年「どうする家康」 


主演・松本潤 大河ドラマ初出演、初主演。

どうする家康 前編 (NHK大河ドラマガイド) [ 古沢 良太 ]

初回放送は2023年1月8日。
初回視聴率15.4%

前作の「鎌倉殿の13人」最終回の冒頭に、
松本潤演じる家康がサプライズ登場した。


【大河ドラマ主演俳優経験者が出演】

・松嶋菜々子(家康の母・於大の方役)
※唐沢寿明とW主演

・松山ケンイチ(本多正信役)
2012年「平清盛」主演

岡田准一(織田信長役)

中村勘九郎(茶屋四郎次郎役)
※リレー形式・1部主演。2部は阿部サダヲ。


NHK大河ドラマ 歴代視聴率一覧&ランキング

歴代NHK大河ドラマ 視聴率一覧


NHK大河ドラマの、1作~61作の視聴率一覧表です。
(初回視聴率、最高視聴率、平均視聴率)

全61作の視聴率ベスト5とワースト5、
2000年以降の視聴率ベスト4をまとめました。

<その他、視聴率比較記事>

<大河ドラマ キャスト比較記事>


【大河ドラマ 視聴率一覧表】
NHK大河ドラマ視聴率
※「どうする家康」初回視聴率15.4%

大河ドラマ 平均視聴率ベスト5


1位 39.7% 「独眼竜政宗」(1987年)
最高視聴率は最終回の47.8%で、歴代3位。
豊臣秀吉役の勝新太郎唯一の大河ドラマ出演作。

2位 39.2% 「武田信玄」(1988年)
最高視聴率は39.2%で、歴代2位。
主演の中井貴一は大河初出演で主演を務めた。

3位 32.4% 「春日局」(1989年)
最高視聴率は39.2%で、歴代6位。
初回視聴率が歴代最低の14.2%。
これは初回放送が元日だったため。
原作・脚本 橋田壽賀子。

4位 31.9% 「赤穂浪士」(1964年)
最高視聴率は、討入りが放送された
第47話で、歴代1位の53.0%を記録。

5位 31.8% 「おんな太閤記」(1981年)
最高視聴率も高く、36.8%。
原作・脚本 橋田壽賀子。
※橋田原作の大河3作のうち2作がベスト5入り。
残り1作の「いのち」の平均視聴率は29.3%。


大河ドラマ 平均視聴率ワースト5


1位 8.2% 「いだてん」(2019年)
最高視聴率は初回の15.5%。
10%を超えていたのは、第5話までで、
第6話から最終話まで10%を超えなかった。

2位 12.0% 「平清盛」(2012年)
最高視聴率は第2話の17.8%。
全50話のうち、視聴率一桁台が9回。

2位 12.0% 「花燃ゆ」(2015年)
最高視聴率は初回の16.7%。
主演の井上真央は大河初出演で主演を務めた。

4位 12.7% 「西郷どん」(2018年)
最高視聴率は第5話の15.5%。
全47話のうち、視聴率一桁台が1回(9.9%)。
その回は、台風関連ニュースのため、
放送が1週繰り延べになった回だった。

4位 12.7% 「鎌倉殿の13人」(2022年)
最高視聴率は初回の17.3%。
全48話のうち、視聴率が一桁台は1回のみ(6.2%)。
サッカーW杯の日本VSコスタリカ戦が裏にあったため。

※5作品のうち3作が、初回放送が最高視聴率。
他2作も5話以前が最高視聴率。


2000年以降 大河ドラマ視聴率ベスト4

※2000年以降、
平均視聴率が20%を超えた作品は4作品のみ。

1位 24.5% 「篤姫」(2008年)
最低視聴率は、初回の20.9%。
最高視聴率29.2%は、2000年以降の作品で1位。
幕末が舞台の大河ドラマで過去最高の視聴率。

2位 22.1% 「利家とまつ」(2002年)
2000年以降の作品で、初回と最高視聴率が2位。
まつ役の松嶋菜々子と織田信長役の反町隆史が、
放送前年に入籍しており、共演が話題になった。

3位 21.2% 「天地人」(2009年)
映像作品初の直江兼続が主人公の作品。
妻夫木聡は大河ドラマ初出演で初主演。

4位 20.9% 「功名が辻」(2006年)
初回視聴率が、2001年「北条時宗」以来
20%を超えず19.8%と低かったが持ち直した。
第39話に前田利家役で唐沢寿明がゲスト出演。


<NHK大河ドラマ関連書籍>
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第51作「平清盛」~第60作「青天を衝け」の
ストーリー&名場面ダイジェスト。


「鎌倉殿の13人」「平清盛」「義経」「草燃える」「源義経」NHK大河5作キャスト比較

NHK大河ドラマ5作 キャスト比較


リメイク作品ではありませんが、
時代が近く、一部同じ役が出てくる
大河ドラマ5作を「鎌倉殿の13人」を基礎とし比較。

北条家・源氏・平氏・坂東武者等のキャスト比較。


【キャスト比較】※ピンクの方が主演。※10/28更新
鎌倉殿の13人他大河キャスト比較


 鎌倉殿の13人(2022)


主演 小栗旬。

脚本は三谷幸喜で、「新選組!」「真田丸」に次いで、
今作がNHK大河ドラマ3作目。
NHK大河初主演の小栗旬は、大河出演は8作目となる。



 平清盛(2012年)


主演 松山ケンイチ。平均視聴率12.0%。

平清盛の生涯を中心に、
壇ノ浦の戦いまでの平家一門の栄枯盛衰を
語り部・源頼朝(岡田将生)の視点を通して描かれている。
岡田は、語り担当としては大河ドラマ史上最年少だった。


 義経(2005年)


主演 滝沢秀明。平均視聴率19.4%。

滝沢は、放送開始時22歳で、
当時の大河ドラマ主演最年少記録だった。

義経の幼年期(牛若丸)を演じた神木隆之介は、
「平清盛」で源義経を演じている。


 草燃える(1979年)


主演 石坂浩二、岩下志麻。平均視聴率は26.3%

源氏三代による鎌倉幕府樹立を中心とした
東国武士団の興亡を描いている。

前半の主人公が、源頼朝(石坂浩二)。
頼朝死後は、北条政子(岩下志麻)。
石坂浩二は、NHK大河ドラマ主演3作目。

今作で北条義時を演じている松平健が
「鎌倉殿の13人」で平清盛を演じている。


 源義経(1966年)


主演 尾上菊之助。(七代目尾上菊五郎)。
平均視聴率23.5%。

尾上と静御前を演じた藤純子(富司純子)は、
この共演がきっかけとなり結婚した。



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