日本アカデミー賞 歴代最優秀作品賞①/第1回(1978年)~第20回(1997年)

歴代最優秀作品賞一覧①


第1回(1978年)~第20回(1997年)の
歴代最優秀作品賞と個人賞6部門をまとめました。

※個人賞六部門
最優秀監督賞、最優秀脚本賞、
最優秀主演男優賞、最優秀主演女優賞
最優秀助演男優賞、最優秀助演女優賞

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 第1回(1978) 最優秀作品賞 



「幸福の黄色いハンカチ」1977年10月公開
主演:高倉健、監督:山田洋次

(最優秀監督賞)山田洋次
(最優秀脚本賞)山田洋次・朝間義隆
(最優秀主演男優賞)高倉健
(最優秀助演男優賞)武田鉄矢
(最優秀助演女優賞)桃井かおり

刑務所出所後、食堂でラーメンを食べるシーンは、
高倉は2日間絶食し撮影に臨んだ。

初回テレビ放送(1980年)の視聴率は37.3%。

1982年、菅原文太主演でドラマ化。


 第2回(1979) 最優秀作品賞 


「事件」1978年6月公開
主演:丹波哲郎、監督:野村芳太郎

(最優秀監督賞)野村芳太郎
(最優秀脚本賞)新藤兼人
(最優秀主演女優賞)大竹しのぶ
(最優秀助演男優賞)渡瀬恒彦

丹波哲郎=宏の弁護を担当
永島敏行=殺人事件の被告人 宏19歳
松坂慶子=殺人事件の被害者 ハツ子23歳
大竹しのぶ=被害者の妹で宏の恋人 ヨシ子19歳
渡瀬恒彦=ハツ子の恋人

原作は、 大岡昇平の「事件」。

1978年4月NHKでドラマ放送された際、
ヨシ子役は大竹しのぶ、
宏役は丹波哲郎の息子・義隆が演じていた。
「事件」映画版/ドラマ版 キャスト比較


 第3回(1980) 最優秀作品賞 


「復讐するは我にあり」1979年4月公開
主演:緒形拳、監督:今村昌平

(最優秀監督賞)今村昌平
(最優秀脚本賞)馬場当
(最優秀助演女優賞)小川眞由美

5人を殺害した「西口彰事件」が題材。

映画版での逮捕に至る経緯は、
事実とも、原作とも異なる形で簡略化。
ここに焦点を当てているのは2007年のドラマ。

1984年、根津甚八主演で、
2007年、柳葉敏郎主演でドラマ化。


 第4回(1981) 最優秀作品賞 


「ツィゴイネルワイゼン」1980年4月公開
主演:原田芳雄、監督:鈴木清順

(最優秀監督賞)鈴木清順
(最優秀助演女優賞)大楠道代

独立系映画初の最優秀作品賞受賞作。
黒澤明が「影武者」での優秀賞受賞を辞退した。


 第5回(1982) 最優秀作品賞 


「駅 STATION」

「駅 STATION」1981年11月公開
主演:高倉健、監督:降旗康男

(最優秀脚本賞)倉本聰
(最優秀主演男優賞)高倉健

助演男優賞ノミネートの宇崎竜童が
最優秀音楽賞を受賞。


 第6回(1983) 最優秀作品賞 


「蒲田行進曲」1982年10月公開
監督:深作欣二

小夏=松坂慶子、
銀四郎=風間杜夫、ヤス=平田満

(最優秀監督賞)深作欣二
(最優秀脚本賞)つかこうへい
(最優秀主演男優賞)平田満
(最優秀主演女優賞)松坂慶子
(最優秀助演男優賞)風間杜夫


 第7回(1984) 最優秀作品賞 


「楢山節考」1983年4月公開
主演:緒形拳(最優秀主演男優賞)
監督:今村昌平

第36回カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞。

母おりん役の坂本スミ子は、息子役の緒形と1歳しか
変わらず、実年齢を30も上回る70代を演じるため、
前歯を4本削り、歯のない役作りをした。

映画化は2度目。1958年版のおりん役は田中絹代。
歯を折る場面のため、自らの前歯を何本か抜いた。
1958年版「楢山節考」監督:木下惠介


 第8回(1985) 最優秀作品賞 


「お葬式」1984年11月公開
主演:山崎努、監督:伊丹十三

(最優秀監督賞・最優秀脚本賞)伊丹十三
(最優秀主演男優賞)山崎努
(最優秀助演女優賞)菅井きん

伊丹十三初監督作品。
妻・宮本信子の父親の葬式で喪主となった
実体験をもとに、1週間でシナリオを書き上げた。


 第9回(1986) 最優秀作品賞 


「花いちもんめ」1985年公開
監督:伊藤俊也

(最優秀脚本賞)松田寛夫
(最優秀主演男優賞)千秋実

介護をきっかけに、
家族が様々な問題を乗り越え、絆を深めていく。
ボケていく元大学教授=千秋実
義父の面倒をみる長男の嫁=十朱幸代

1975年脳内出血で倒れた千秋実。
リハビリを経て復帰し、
その体験を生かした迫真の演技を披露。


 第10回(1987) 最優秀作品賞 


「火宅の人」1986年4月公開
主演:緒形拳、監督:深作欣二

(最優秀監督賞)深作欣二
(最優秀脚本賞)神波史男・深作欣二
(最優秀主演男優賞)緒形拳
(最優秀主演女優賞)いしだあゆみ
(最優秀助演女優賞)原田美枝子

原作は、檀一雄が自身の生涯を書き上げた遺作。

桂一雄=緒形拳、ヨリ子(一雄の妻)=いしだあゆみ
恵子(一雄の愛人の女優)=原田美枝子、
葉子(ホステス)=松坂慶子、
檀一雄の娘・檀ふみが一雄(幼少期)の母役で出演。

映画公開より前に1979年にドラマ化されており、
原田美枝子は同じ恵子役を演じていた。


 第11回(1988) 最優秀作品賞 



「マルサの女」1987年2月公開
主演:宮本信子、監督:伊丹十三

(最優秀監督賞、最優秀脚本賞)伊丹十三
(最優秀主演男優賞)山﨑努
(最優秀主演女優賞)宮本信子
(最優秀助演男優賞)津川雅彦

翌年、「マルサの女2」が公開された。


 第12回(1989) 最優秀作品賞 


「敦煌」1988年6月
監督:佐藤純彌

(最優秀監督賞)佐藤純彌
(最優秀主演男優賞)西田敏行

日中合作映画。原作「敦煌」井上靖

戦乱の世、11世紀のシルクロードで、
敦煌の文化遺産を守ろうとした行徳の活躍を描く。

趙行徳:佐藤浩市
漢人部隊々長 朱王礼:西田敏行
ウイグルの王女 ツルピア:中川安奈
西夏の皇太子 李元昊:渡瀬恒彦


 第13回(1990) 最優秀作品賞 


「黒い雨」1989年5月公開
主演:田中好子、監督:今村昌平

(最優秀監督賞)今村昌平
(最優秀脚本賞)石堂淑朗、今村昌平
(最優秀主演女優賞)田中好子
(最優秀助演女優賞)市原悦子

黒い雨とは、原爆投下後に降る放射性降下物の一種。
撮影はあえてモノクロフィルムで撮影されている。
主人公 矢須子(田中好子)は、
直接被爆はしていないが、黒い雨を浴びてしまった。


 第14回(1991) 最優秀作品賞 


「少年時代」1990年8月公開
監督:篠田正浩

(最優秀監督賞)篠田正浩
(最優秀脚本賞)山田太一

原作は、柏原兵三の小説を漫画化にしたもの

井上陽水が歌う主題歌「少年時代」が大ヒット。
藤子が、友人である井上陽水に依頼。


 第15回(1992) 最優秀作品賞 



「息子」1991年10月公開
主演:三國連太郎、監督:山田洋次

(最優秀主演男優賞)三國連太郎=父昭男
(最優秀助演男優賞)永瀬正敏=昭男の次男哲夫
(最優秀助演女優賞)和久井映見=聴覚障害者征子

「ハマボウフウの花や風」に収録。


 第16回(1993) 最優秀作品賞 


「シコふんじゃった。」1992年1月公開
主演:本木雅弘、監督:周防正行

(最優秀監督賞、最優秀脚本賞)周防正行
(最優秀主演男優賞)本木雅弘
(最優秀助演男優賞)竹中直人

続編となる配信ドラマが2022年制作された。
映画と同じ教立大学相撲部の30年後が舞台。


 第17回(1994)最優秀作品賞 


「学校」1993年11月公開
主演:西田敏行、監督:山田洋次

(最優秀監督賞)山田洋次
(最優秀脚本賞)山田洋次・朝間義隆
(最優秀主演男優賞)西田敏行
(最優秀助演男優賞)田中邦衛

幅広い年代の生徒が集まる夜間中学校が舞台。
シリーズは本作含め4作制作された。


 第18回(1995) 最優秀作品賞 


「忠臣蔵外伝 四谷怪談」1994年10月公開
主演:佐藤浩市、監督:深作欣二

(最優秀監督賞)深作欣二
(最優秀脚本賞)古田求・深作欣二
(最優秀主演男優賞)佐藤浩市=伊右衛門役
(最優主演女優賞)高岡早紀=お岩役

吉良上野介:田村高廣
浅野内匠頭:真田広之
大石内蔵助:津川雅彦


 第19回(1996) 最優秀作品賞 


「午後の遺言状」1995年6月公開
主演:杉村春子、監督:新藤兼人

(最優秀監督賞・脚本賞)新藤兼人
(最優秀助演女優賞)乙羽信子

杉村春子の最後の映画主演作、乙羽信子の遺作、
引退していた朝霧鏡子の45年ぶりの出演作。


 第20回(1997) 最優秀作品賞 


「Shall we ダンス?」
主演:役所広司、監督:周防正行

(最優秀監督賞・最優秀脚本賞)周防正行
(最優秀主演男優賞)役所広司
(最優秀主演女優賞)草刈民代
(最優秀助演男優賞)竹中直人
(最優秀助演女優賞)渡辺えり子
史上最多の13冠を獲得。

リチャード・ギア主演でアメリカでリメイク
アメリカ版「Shall we ダンス?」


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