日本アカデミー賞 歴代最優秀作品賞②/第21回(1998年)~第40回(2017年)

歴代最優秀作品賞一覧②


第21回(1998年)~第40回(2017年)の
最優秀作品賞と個人賞6部門をまとめました。

※個人賞6部門
最優秀監督賞、最優秀脚本賞、
最優秀主演男優賞、最優秀主演女優賞
最優秀助演男優賞、最優秀助演女優賞

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 第21回(1998) 最優秀作品賞 


「もののけ姫」1997年7月公開
監督:宮崎駿

スタジオジブリの長編アニメーション映画。
興行収入193億円。観客動員数1420万人。
当時の日本映画の歴代興行収入第1位。

1999年1月に初めて『金曜ロードショー』で、
放送された際の視聴率は、35.1%だった。
TV放送は、今までに11回されている。


 第22回(1999) 最優秀作品賞 


「愛を乞うひと」1998年9月公開
監督:平山秀幸

(最優秀監督賞)平山秀幸
(最優秀脚本賞)鄭義信
(最優秀主演女優賞)原田美枝子
幼少時代に凄惨な虐待受け、
その記憶から逃げていた娘・照恵が、
数十年の時を経て再び過去に対峙する。
原田は、照恵と母豊子の一人二役。

モントリオール世界映画祭 国際批評家連盟賞
原作は、「愛を乞うひと」下田治美

2017年に篠原涼子主演でSPドラマが放送。


 第23回(2000) 最優秀作品賞 


「鉄道員(ぽっぽや)」1999年6月公開
主演:高倉健、監督:降旗康男

(最優秀監督賞)降旗康男
(最優秀脚本賞)岩間芳樹・降旗康男
(最優秀主演男優賞)高倉健
(最優秀主演女優賞)大竹しのぶ
(最優秀助演男優賞)小林稔侍

廃線寸前の鉄道の駅を実直に守る駅長。
生後2ヶ月の娘を亡くした日も、
妻を亡くした2年前も、鉄道員として誇りを持ち
駅に立ち続けた男の元にやさしい奇跡が起きる。

テーマ曲として使用された「ネシー・ワルツ」は、
高倉健の元妻・江利チエミの代表曲。
主人公夫婦にふさわしいテーマ音楽を決める際、
高倉がこの曲を提案したと言われている。



 第24回(2001) 最優秀作品賞 


「雨あがる」2000年1月公開
主演:寺尾聰、監督:小泉堯史

(最優秀脚本賞)黒澤明
(最優秀主演男優賞)寺尾聰
(最優秀助演女優賞)原田美枝子

寺尾の妻役の宮崎美子が、
ブルーリボン賞・優秀主演女優賞受賞。

巨匠黒澤明の遺稿を映画化。
脚本執筆途中に黒澤は亡くなり、
助監督として執筆の手伝いをしていた小泉が
脚本を完成させ監督を務めた。
「雨あがる」題字は黒澤明。


 第25回(2002) 最優秀作品賞 


「千と千尋の神隠し」2001年7月公開
原作・脚本・監督:宮崎駿
主人公荻野千尋の声:柊瑠美

興行収入は316億8,000万円で、
当時の日本歴代興行収入第1位。

第52回ベルリン国際映画祭・金熊賞受賞。
第75回アカデミー賞・長編アニメ映画賞受賞。
2003年、初テレビ放送時の視聴率は46.9%。


 第26回(2003)  最優秀作品賞 


「たそがれ清兵衛」2002年11月公開
主演:真田広之、監督:山田洋次

(最優秀監督賞)山田洋次
(最優秀脚本賞)山田洋次・朝間義隆
(最優秀主演男優賞)真田広之
(最優秀主演女優賞)宮沢りえ
(最優秀助演男優賞)田中泯

「Shall we ダンス?」に次ぐ12冠を達成。
原作は、藤沢周平「たそがれ清兵衛」
「竹光始末」「祝い人助八」

山田は、徹底したリアリズムのため、
構想に10年以上、時代考証に1年以上をかけた。
家屋や城内、髷に至るまでこだわり、
夜間や屋内の暗さを再現した。


 第27回(2004) 最優秀作品賞 


「壬生義士伝」2003年1月公開
主演:中井貴一、監督:滝田洋二郎

(最優秀主演男優賞)中井貴一=吉村貫一郎役
(最優秀助演男優賞)佐藤浩市=斎藤一役




 第28回(2005) 最優秀作品賞 


「半落ち」

「半落ち」2004年1月公開
主演:寺尾聰、監督:佐々部清

(最優秀主演男優賞)寺尾聰

原作は、横山秀夫の「半落ち」
法廷記者としてにエキストラ出演している。

警察官・梶(寺尾聰)は、
アルツハイマー病の妻(原田美枝子)を殺したと自首。
犯行理由や自首までの空白の2日間について
梶は、固く口を閉ざす。
志木刑事(柴田恭兵)が事件の真相を追う。

2007年、テレビ朝日で椎名桔平主演でドラマ化。
志木刑事=椎名桔平、梶役=渡瀬恒彦


 第29回(2006) 最優秀作品賞 


「ALWAYS 三丁目の夕日」

「ALWAYS 三丁目の夕日」2005年11月公開
主演:吉岡秀隆、監督:山崎貴

(最優秀監督賞)山崎貴
(最優秀脚本賞)山崎貴・古沢良太
(最優秀主演男優賞)吉岡秀隆
(最優秀助演男優賞)堤真一
(最優秀助演女優賞)薬師丸ひろ子
12部門で最優秀賞を獲得。

堀北真希演じる六子は、原作では六郎と言う青年。
テレビ初放送時の視聴率は、22.5%。

2007年に「ALWAYS 続・三丁目の夕日」、
2012年に「ALWAYS 三丁目の夕日'64」が公開。


 第30回 (2007) 最優秀作品賞 


「フラガール」2006年9月公開
主演:松雪泰子、監督:李相日

(最優秀監督賞)李相日
(最優秀脚本賞)李相日・羽原大介
(最優秀助演女優賞)蒼井優

プロデューサーが常磐ハワイアンセンター創設の
ドキュメンタリーを見たことから映画化に。


 第31回(2008) 最優秀作品賞 



「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」
2007年4月公開
主演:オダギリジョー(ボク)、監督:松岡錠司

(最優秀監督賞)松岡錠司
(最優秀脚本賞)松尾スズキ
(最優秀主演女優賞)樹木希林(オカン)
(最優秀助演男優賞)小林薫(オトン)

オカン役樹木希林の若い頃を、
樹木の実の娘・内田也哉子が演じた。

原作は、自身の母親との半生を綴った
リリー・フランキーの同名小説で、
テレビドラマ化もしている。


 第32回(2009) 最優秀作品賞 


「おくりびと」2008年9月公開
主演:本木雅弘、監督:滝田洋二郎

(最優秀監督賞)滝田洋二郎
(最優秀脚本賞)小山薫堂
(最優秀主演男優賞)本木雅弘
(最優秀助演男優賞)山崎努
(最優秀助演女優賞)余貴美子

第81回アカデミー賞 外国語映画賞
第32回モントリオール世界映画祭 グランプリ

感銘を受けた本木雅弘が、自ら青木宅を訪れ、
映画化の許可を得たが、
脚本を見た青木に、物語の舞台や結末の相違、
宗教観などが反映されていないと映画化を拒否され、
「納棺夫日記」とは別の内容として映画化された。


 第33回(2010) 最優秀作品賞 


「沈まぬ太陽」2009年10月公開
主演:渡辺謙、監督:若松節朗

(最優秀主演男優賞)渡辺謙

日本航空123便墜落事故などがモデル。
山崎自身が、映像化を強く熱望していた。

上川隆也主演で、WOWOWでドラマ化。
2016年版ドラマ「沈まぬ太陽」


 第34回(2011) 最優秀作品賞 



「告白」2010年6月公開
主演:松たか子、監督:中島哲也

(最優秀監督賞・脚本賞)中島哲也

とある中学校の終業式後のホームルーム。
教壇に立つ担任・森口悠子(松たか子)が語り出す。
「このクラスの生徒の中に、娘を殺した犯人がいる」
と【告白】する。
過激な内容や描写のため、R15+指定。


 第35回(2012) 最優秀作品賞 


「八日目の蝉」2011年4月公開
主演:井上真央、監督:成島出

(最優秀監督賞)成島出
(最優秀脚本賞)奥寺佐渡子
(最優秀主演女優賞)井上真央=恵理菜
(最優秀助演女優賞)永作博美=希和子

不倫相手の女児を誘拐した希和子の逃亡劇と、
事件後、大人になった子供・恵理菜の葛藤を描く。

テーマは「母性」

NHKで、檀れい(希和子)主演でドラマ化している。


 第36回(2013) 最優秀作品賞 


「桐島、部活やめるってよ」2012年8月公開
主演:神木隆之介、監督:吉田大八

(最優秀監督賞)吉田大八

朝井のデビュー作。

学校のスターでバレー部キャプテン桐島が、
部活を辞めるという報せが学校中に広がる。
生徒たちの複雑な人間関係が静かに変化し、
緊張感が張りつめる。桐島は直接登場していない。


 第37回(2014) 最優秀作品賞 


「舟を編む」2013年4月公開
主演:松田龍平・宮崎あおい、監督:石井裕也

(最優秀監督賞)石井裕也
(最優秀脚本賞)渡辺謙作
(最優秀主演男優賞)松田龍平


出版社の営業部に勤める馬締(松田)は、
コミュニケーション能力の低さから浮いていたが、
言葉に対する天才的なセンスを見出され、
辞書編集部に異動になり、辞書編纂の世界に没頭していく。
辞書という【舟】を、編集する=【編む】

2024年NHKで連続ドラマ化


 第38回(2015) 最優秀作品賞


「永遠の0」2013年12月公開
主演:岡田准一、監督:山崎貴

(最優秀監督賞)山崎貴
(最優秀主演男優賞)岡田准一


健太郎(三浦春馬)は、血縁上の祖父が別にいる
事実を知る。終戦間際に特攻で戦死した
本当の祖父・宮部久蔵(岡田准一)を調べるため、
かつての戦友のもとを訪ね歩く。

2015年、テレビ東京で向井理主演でドラマ化。


 第39回(2016) 最優秀作品賞 


「海街diary」2015年6月公開
主演:綾瀬はるか、監督:是枝裕和

(最優秀監督賞)是枝裕和


三姉妹のもとに、
15年前に家を出て行った父親の訃報が届く。
3人は葬儀で、母親違いの妹すずと初対面する。
長女幸はすずに「鎌倉に来て一緒に暮らそう」と誘い、
すずは快諾し、 四姉妹の新たな共同生活が始まる。

長女=綾瀬はるか、次女=長澤まさみ
三女=夏帆、異母妹の四女=広瀬すず


 第40回(2017) 最優秀作品賞 


「シン・ゴジラ」2016年7月公開
主演:長谷川博己
総監督・脚本:庵野秀明
監督・特技監督:樋口真嗣

(最優秀監督賞)庵野秀明・樋口真嗣

国内ゴジラシリーズ第29作目。
2014年ハリウッド版「GODZILLA」
興行収入32億円を大幅に超え、80億円を突破。

出演者は300人以上、スタッフは1000人以上、
監督3人、4班体制という異例の規模で制作。
ゴジラのモーションキャプチャーを
担当したのは、狂言師の野村萬斎。


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