名作「幸福の黄色いハンカチ」キャスト比較
【原作】
「ニューヨーク・スケッチブック」1971年「ニューヨーク・ポスト」に掲載された
ピート・ハミルのコラム「Going Home」。
原作となったコラムは、
「ニューヨーク・スケッチブック」に収められている。
【キャスト比較表】
1977年映画
高倉健主演。
第1回日本アカデミー賞最優秀作品賞受賞作。
山田洋次が最優秀監督賞と最優秀脚本賞受賞。
高倉健が最優秀主演男優賞、
武田鉄矢が最優秀助演男優賞、
桃井かおりが最優秀助演女優賞を受賞。
刑務所から出所したばかりの勇作が、
食堂でむさぼるようにラーメンを食べるシーンでは、
高倉は2日間何も食べずに撮影した。
TV初放送時の視聴率は、37.3%だった。
1982年ドラマ
菅原文太主演で、TBSで連続ドラマ放送。
映画版の山田洋次監督が、設定や脚本等協力の下、
愛弟子の一人・栗山富夫が監督を務めた。
映画版の欽也と朱美に相当するの役は、
休暇を取って千葉から北海道に来た青年
八田誠(中本賢)と、大沢弘美(光石研)と、
二人が、女満別空港で知り合った幸子(田中好子)。
制作は三船プロダクションとTBSで、
勇作の兄役で三船敏郎が出演している。
2011年ドラマ版
阿部寛主演で、2011年10月日本テレビで放送。
視聴率は11.6%。
小川朱美(堀北真希)は映画版とは異なり、
昼食を食べに入ったレストランの娘。
1977年映画と1982年ドラマでは運転していたのは
それぞれ欽也と誠だったが、
このドラマでは、朱美が車を運転している。
映画で花田欽也役の武田鉄矢が、渡辺署長役で出演。
映画で妻光枝を演じた倍賞千恵子は、
ドラマオリジナルの役、牧場主の妻・房江で出演。
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